皆さんは自分のバストが横に広がっていると思ったことはありませか?
何となくはそう思うけど、実際のところよくわからない・・・。
そういった方が多いですよね。
この記事では、離れ乳のチェック法やバストの正しい測り方をご紹介します。
ぜひ、みなさんもチェックしてみてください!
理想のバストと離れ乳の基準って?
下着を着けていない状態で鏡の前で立ったときに、鎖骨と鎖骨の真ん中の凹んでいる部分と左右のバストトップを繋いだラインがどんな三角形になっていますか?
この三角形がきれいな正三角形になっていることをゴールデントライアングルと言い、バストの理想の形を言われています。
また、バストトップは肩から肘の長さの1/2、ちょうど真ん中の高さの位置にあるのが理想のバストの高さ言われています。
離れ乳の基準は、この三角形の下の辺が長くなり二等辺三角形になっているバストのことを指します。
離れ乳の定義についてもっと詳しく知りたい方はコチラ!
離れ乳のチェック方法
「三角形が良くわからない・・・。」
そういった方のために、離れ乳のチェック項目を挙げてみました。
鏡の前で今すぐチェック!
- 手やブラでバストを寄せても谷間がきれいにできない
- 服を着たときにバストが横に開いている
- 通常よりバストトップの位置が外を向いている
- バストが大きい(成人した日本人女性のバストの平均はC~D)
- バストが柔らかくふにゃふにゃしてきた
離れ乳になる生活習慣をチェック!
普段何気なく行っていることでも、離れ乳になりやすいんです。
みなさんは下の項目に当てはまることがありませんか?
- ノーブラで寝ている
- スポーツをするのにスポーツブラをしない
- ブラトップなどバストを支えられない楽なものばかりつけている
いかがでしょうか?
離れ乳になる原因はいろいろありますが、上の項目に当てはまるものが多い方は離れ乳の可能性が高いか、離れ乳になりやすいと言われています。また、それに加えて出産や授乳を経験している女性も離れ乳になりやすいと言われています。
身長の差によって左右のバストの距離も変わるので「〇㎝以上離れていたら離れ乳」というはっきりとした基準はありませんが、上で説明したゴールデントライアングルと離れ乳のチェック項目を照らし合わせて確認してみましょう。
離れ乳にはどうしてなるの?原因は?
離れ乳などのバストの型崩れは、ノーブラや場面や目的に合ったブラを着用しないことでなるとされています。
しかし、離れ乳の原因は、生まれつきの骨格も関係しているのです。
日本人の胴体の骨格タイプには大きく分けて「筒形タイプ」と「平型楕円形(平胴)タイプ」の2タイプに分かれます。
この2つのうち、筒形タイプの方は骨格に丸みがあることから、バストが外に向きやすく、離れ乳になりやすいと言われています。
自分の骨格が知りたい方、離れ乳の原因についてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にしてみてください。
離れ乳の原因や対策が知りたい方はコチラ!
離れ乳の原因には様々なものがあるため「筒形だから絶対に離れ乳になる」「薄型楕円形だから絶対に離れ乳にならない」とも言い切ることはできません。
そのため、自分の骨格タイプを知った上で、離れ乳になりにくい骨格の方も、なりやすい骨格の方も、しっかりとバストケアをしていくことが必要になりますね。
離れ乳と理想のバストの測り方
皆さん、自分のバストの大きさをちゃんと把握されていますか?
自分のバストの大きさに合ったブラを付けていないと、離れ乳を助長させたり、バストの垂れを招いてしまいます。
実は離れ乳の方は、通常のバストの方とバストの測り方が少し違うことをご存知でしょうか?
バストの大きさはお店に行けばお店で店員さんが測ってくれますが、それは少し恥ずかしい!という方のために自宅でも出来る測り方をご紹介します。
通常のバストの測り方
- ブラや衣服を着用しないまま、体を90度に曲げる
- そのままの姿勢で、肩甲骨を通るようにメジャーを背中からバストトップまで持ってくる
- そのままの姿勢で、1度鏡をみてメジャーのねじれやたるみがないかチェックする
- メジャーの張りに注意しながら、サイズを測る
※メジャーは締めすぎず、緩すぎず、ピンと張るくらいの強さで測る
離れ乳または垂れているバストの測り方
離れ乳やバストが垂れている場合は、バストを正しい位置に戻してから測ります。
- なるべく薄手のブラのパットを外して着用する
- 腰から上が写るような大きい鏡の前にまっすぐ立つ
- そのままの状態でメジャーを背面からバストトップの位置まで持ってくる
- 鏡に対して横を向き、メジャーが歪んでいないか、ねじれていないかなどを確認する
- メジャーを締めすぎない、緩すぎないことに注意しながらサイズを測る
※通常のバストの方も、この測り方をすることは可能です。
アンダーバストの測り方
アンダーバストはどのようなバストの形でも、測り方は同様です。
- バストが膨らみのすぐ下の位置を測る
- 鏡に対して横を向き、メジャーが歪んでないか、ねじれていないかを確認する
- サイズを測るとき息を大きく吸っていると肋骨が広がるため、息は吸いすぎないようにする
うまく測ることが出来たでしょうか?
測ることが出来たら、下の表と照らし合わせて自分のバストのカップサイズを確認してみましょう!
自分のブラサイズをチェック!!
(画像引用元:https://www.wakinikucatcher.jp/)
いかがでしたか?
自分が思っているサイズと違った方もおられたのではないでしょうか。
バスト測定するアプリってないの?
「バストサイズを測るアプリはないの?」
実は、バスト測定が出来るアプリが2016年1月リリース予定でした。
それがこの「Chi Chi!」というアプリです。
使い方は簡単、スマホをバストに挟むだけ!すごい時代になりましたよね。
ただ、公式サイトには2016年1月リリース予定とありましたが、調べてみるとApple社の審査に通過できなかったようで、まだリリースはされていません。
しかし、現在もリリースを目指して調整や申請などを行っているようです。
他にも調べてみましたが、バストサイズを測定してくれるアプリは見つかりませんでした。
離れ乳を盛る方法は?
離れ乳の方は実際のバストサイズより小さく見えることに悩んでいる方が多いと言われています。
せっかくDカップやEカップのバストでも、小さく見えると残念ですよね。
では、離れ乳の盛り方をご紹介していきます!
離れ乳の盛り方①ヌーブラを付ける
(画像引用元:https://www.amazon.co.jp/)
女性の方なら誰もが「ヌーブラ」という商品を見たことがあるのではないでしょうか?
ヌーブラとは、内側がシリコンになっており、このシリコン部分がバストに張り付くため、離れ気味のバストを中央に寄せることが出来るブラです。
肩ストラップや背中のホック部分もないため、ドレスアップ時や水着、背中が空いた服などを着ることが多い方は使用したことがあると思います。
しかし、このヌーブラはバストを寄せることが出来る反面、粘着性の高いシリコンを使用しているため、肌の弱い方は長時間の着用でかぶれたりする場合があるようです。
離れ乳の盛り方②即盛りテーピング
皆さん、離れ乳を盛るためのテーピング方法があることはご存知ですか?
準備するものはスポーツ用の太目テーピングのみです。
スポーツ用のテーピングは大きくわけて2種類ありますので、ご紹介しておきますね。
固定用テーピング
(画像引用元:https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/sports-tape-jp/)
主に関節を固定するために使われるテーピングです。
固定に使用するため、伸縮性はなく、バストを盛るときには不向きかもしれません。
しっかりと張り付けることが出来ますし、下で紹介するキネシオテーピングより安価なので、こちらのテーピングで即盛りをされる方は、伸縮タイプの固定用テーピングをおすすめします。
また、肌の弱い方はかぶれたり、薄皮がめくれることがありますので注意してください。
キネシオテーピング
(画像引用元:https://www.askul.co.jp/)
こちらは固定用テーピングより固定力が弱いテーピングです。
予防テーピングや、筋肉のサポートとして使用します。
固定用テーピングに比べて価格は高いですが、固定用よりも肌への負担は少ないと思います。
はくり紙からはがして使うタイプなので、少しテーピングしにくいかもしれません。
即盛りテーピングの手順
- バスト下・脇から手でバストを上にあげるようにして中央に寄せる
- バストを寄せたまま、イメージの赤い矢印の位置に下から上に引っ張りつけるようにテーピングを貼る。
- オレンジの矢印に沿って、脇直下のアンダーの位置に外側から内側にバストを寄せるようにテーピングを貼る。
- ブルーの箇所に、オレンジの矢印を止めるようにテープを貼り、バストの谷間を超背うする。
このテーピング方法であればバストを盛ることが可能ですが、テーピングでかぶれる方もおれますし、普段使いにはおすすめできません。
離れ乳の盛り方③パッドを追加する
ヌーブラやテーピングじゃ普段ずっと使えないかた嫌!という方には、ブラにパッドを追加することをおすすめします。
その際に使用するパッドは下の部分に厚みがあるものを斜めにずらして入れることで、バストに谷間を作ることが可能です。
離れ乳の盛り方④カップ間が近いブラを選ぶ
昼用ブラを購入するときには、カップ間が狭いものを選ぶようにしましょう。
そうすることでバストを中央に寄せやすくなるため、谷間を作りやすくなります。
離れ乳にはどんなブラがいい?知りたい方はコチラ!
いかがでしたか?
ヌーブラやテーピングは日常生活ずっと行うのはかぶれなどの肌トラブルや、テーピング代がかさむなどの心配がありますね。
それに比べてパッドや昼用ブラの選び方を変えるなどの方法は行いやすいため、おすすめです。
離れ乳を整える方法
即効性はなくても、離れ乳の整え方があるんです!
では、日常で出来る離れ乳の整え方をご紹介していきます。
この記事では簡単に説明しておきますので、詳しく知りたい方は離れ乳の整え方をまとめた記事を読んでてみてください。
離れ乳を整えたい!そのた方はコチラ!
>>離れ乳の整え方は?
離れ乳の整え方①ナイトブラなど、目的に合ったブラを着用する
みなさん、ナイトブラを使用されていますか?
「締め付けが苦手でノーブラで寝ている!」という方も多いのではないでしょうか?
就寝時のバストは寝返りなどの動きや、重力にさらされています。
そうすると、バストを上向き支えてくれているクーパー靭帯に傷がついたり切れたりしてしまい、離れ乳などのバストの型崩れを助長させてしまいます。
クーパー靭帯について詳しく知りたい方はコチラ!
ナイトブラは就寝時の寝返りや重力によるバストの流れをカバーし、正しい位置にホールドしながら補正してくれる効果があります。
「昼用ブラやスポブラじゃだめなの?」
そう思われる方も多いのではないかと思いますが、はっきり言ってしまえば就寝時に昼用ブラやスポブラを使用することはNGです!
ブラには主に昼用のワイヤー入りブラ、スポーツブラ、ナイトブラの3種類があると思いますが、それぞれのブラは使用目的が違うのです。
使用目的を簡単に説明しますね。
- 昼用ワイヤー入りブラ:立っている時や座っているときに下にかかる重力からバストを守る
- スポーツブラ:スポーツ中のバストの揺れからバストを守る
- ナイトブラ:就寝時の様々な体勢による、いろいろな方向にかかる重力からバストを守る
このように、それぞれにはそれぞれの目的があるのです。
つまり、就寝時に昼用のワイヤー入りブラを付けていても、仰向けや横向きのときのバストの流れには、対応できないため、効果がありません。
スポーツブラに関しても、就寝時の横流れ等には対応してないため、こちらもナイトブラとしての効果はありません。
効果がないということは、ノーブラで寝ているのとほぼ同じ。
つまり、離れ乳を助長させる原因になります。
そのため、就寝時にはしっかりとナイトブラを着用し、就寝時の重力からバストを守りながら正しい位置に補正していく必要があるのです。
就寝時に昼用のワイヤー入りブラがダメな理由!もっと知りたい方はコチラ
離れ乳の整え方②形を補正してくれるブラを選ぶ
離れ乳の盛り方のところで、カップ間が狭いものを選ぶとバストが盛りやすいとお話しましたが、離れ乳の方はカップ間が狭いものを選ぶことによって形を整えることもできます。
またカップの大きさは、バスト全体を包み込むことが出来るフルカップのブラが形を整えやすいとされています。
カップ間が狭いブラでバストを中央に寄せ、フルカップでバストをしっかりと包み込むことで、脂肪の形状記憶作用を利用し、バストの形を整えることが可能です。
ブラを付けるときには、脇肉や背肉などもしっかりとバストに収めるようにしましょう。
離れ乳の整え方③バストの筋肉を鍛える
クーパー靭帯は切れたり、傷がついても再生することはありませんが、筋トレをすることで離れたバストを整えることが出来ます。
胸部にはたくさんの筋肉がありますが、バストを寄せるために大切な筋肉は「大胸筋」と「小胸筋」の2つです。
大胸筋は主にバスト全体を支え、小胸筋はバスト内側に引っ張り付ける役目があります。
そのため、この2つの筋肉を鍛えることで、離れてしまったバストを改善させることが出来ます。
筋トレはつらいイメージがあって嫌!
筋トレをする時間が、忙しくて取れない!
そういった方は、バスト周り筋肉のストレッチをしてみましょう。
そうすることで、筋肉を柔らかくしたり結構を改善させることででき、離れ乳の改善を目指すことが出来ます。
離れ乳を整えるための筋トレやストレッチをご紹介!
離れ乳の整え方④綺麗な姿勢を意識する
離れ乳になる原因は、姿勢の悪さも関係しています。
姿勢が悪くなってしまうと、バストが重力に負けて形が崩れやすくなるだけでなく、肩の位置が前に出るため、バストの位置に大切な大胸筋や小胸筋が衰えやすくなってしまいます。
また、姿勢が悪くなると血行不良をまねいてしまうため、バストに必要な酸素や栄養分が届きにくくなり、結果としてバストの形が崩れてしまいます。
逆に姿勢を意識しすぎて反り腰になってしまうと、肋骨が開きやすくなってしまい、バストも離れやすくなってしまうため、しっかりと「正しい姿勢」を意識しておくことが大切です。
離れ乳の整え方⑤ホルモンバランスを整える
バストの形を整えるためには、ホルモンバランスを整えることも大切になります。
ホルモンバランスが崩れると、バストに女性ホルモンや成長ホルモンが届きにくくなり、結果としてバストの型崩れを招いてしまいます。
ホルモンバランスを整えるために大切なことは以下の3つです。
- きちんと質の良い睡眠をとり、早寝早起きを心掛ける
- 食事を3食きちんと食べ、バランスのとれた食事を心掛ける
- ストレスの発散をする
この3点を気を付けることで、ホルモンバランスが整って、バストのハリを取り戻しやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
筆者もがっつり離れ乳ですが、ナイトブラやスポーツブラを着用したり、大胸筋や小胸筋の筋トレをすることで、少しずつではありますが、目に見えて改善してきました。
離れ乳で悩んでいる皆さんも、しっかりと自分のバストと向き合って、綺麗なバストを目指しましょう!
ナイトブラってどんなものがあるの?おすすめ商品をご紹介!
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