離れ乳で悩む女性の割合は、全体の約3割と言われています。
この離れ乳、バストが小さく見えたり、うまく盛れなかったりと様々な問題に繋がりますよね。
「離れ乳を治したい!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、離れ乳を整えて改善させ、治す方法をご紹介します。
ぜひ、参考にされてみてください。
お好きな所からご覧ください
離れ乳を治すためには?
「離れ乳を治したい!」
そう思うなら、まずは離れ乳の原因を知ることが大切です。
離れ乳の原因を、簡単に説明していきますね。
- クーパー靭帯の伸びや衰え
- バストの筋肉の衰え
- 遺伝や生まれつきの骨格
- 姿勢の悪さ
- ホルモンバランスの乱れ
離れ乳の原因には様々な原因があります。
特にバスト全体を支えるクーパー靭帯は、1度切れたり傷ついたりすると2度と元には戻りません。
また、バストの土台の筋肉にはバストを支える筋肉の他、両方のバストを中央に寄せる筋肉もあります。
この筋肉が衰えてしまうと、離れ乳に繋がってしまいます。
さらに、離れ乳の原因として多く挙げられるのが「生まれつきの骨格」です。
人の骨格は「筒形タイプ」と「平型楕円形(平胴)タイプ」の2タイプに分かれます。
画像を見て頂くと分かるように、筒形タイプの骨格は丸みがあるため、バストが外を向きやすく、離れ乳になりやすいと言われています。
クーパー靭帯についてもっと知りたい方はコチラ!
離れ乳かどうかをチェックしよう!
原因がわかったら、再度自分が離れ乳なのかをチェックしてみましょう。
離れ乳の特徴と判断基準
離れ乳の特徴
離れ乳の特徴としては
- バストトップが左右に離れているように見える
- 谷間が出来ない
- バストのハリがなく下垂気味
- ブラを付けてもバストが盛れない、または盛ってもデコルテ部分がふっくらしない
- 実際のカップサイズよりバストが小さく見える
- 正しいブラのつけ方をしていてもブラがずれる(気づくとブラからバストが逃げる)
- 正面から見たときに太って見える
という7点が挙げられます。
離れ乳の判断基準
離れ乳の判断基準としては、ゴールデントラアングルを見ると良いとされています。
ゴールデントライアングルとは、下着を着けていない状態で鏡の前に立ったときに、鎖骨と鎖骨の真ん中の凹んでいる部分と左右のバストトップを繋いだラインが正三角形になっていることを言います。
このゴールデントライアングルがきれいな正三角形であるほど、理想のバストの形であるとされています。
離れ乳で左右のバストトップが離れていると、この三角形の下の辺が長くなり、二等辺三角形に近い三角形になるので、鏡の前で1度チェックしてみると良いかと思います。
離れ乳を改善させ、バストを整える方法
「離れ乳はもう治らない?」
いえ、そんなことはありません。
原因をしっかりと理解して、それに応じた対応をすれば、離れ乳は治すことが出来るんです!
その方法をいくつかご紹介していきます。
改善方法①寝る時にナイトブラを着用する
クーパー靭帯を守る最善の方法は「ナイトブラを着用する」ということです。
寝ている時にはいろいろな姿勢や寝返りをしますよね。
その姿勢や寝返りをする度に、バストは重力によって横流れをしたり、押しつぶされてしまいます。
1日の中で睡眠時間は8~10時間あり、その長い時間をバストを重力や寝返りなどの負荷にさらすというのは、クーパー靭帯にとっては大きな負担です。
ナイトブラはホールド力・補正力に優れており、睡眠時のバストの流れや重力の負荷を想定して作られているため、寝ている時の体の動きや重力からバストをしっかりとホールドし、守ってくれます。
また、バストの約80%を占める脂肪には、形状記憶作用があります。
寝ている時のバストへの負荷はクーパー靭帯を痛める原因になりますが、それとともにバストが崩れた形で脂肪が形状記憶してしまうため、離れ乳を助長させてしまいます。
しかしナイトブラを着用して寝ることで、バストを正しい位置で固定してくれるため、正しい位置で形状記憶することを促し、きれいなバストラインへと矯正してくれます。
改善方法②昼用ブラを見直す
離れ乳を改善させる方法として、昼用ブラを見直し、選び方を考えるもの1つの方法です。
昼用ブラの役割は、立っている時に下方向にかかる重力からバストを守ることです。
そのため、昼用ブラのサイズが合っていないと、立っているときのバストを守ることが出来ず、クーパー靭帯を傷つけてしまう原因になりますし、離れ乳のバストにとっては、ブラのサイズだけではなく、ブラのデザインも大切な判断基準になってきます。
ブラがずれるのはどうして?
離れ乳の方の悩みで多く聞かれるのが「ブラがずれる」という現象。
せっかく朝に綺麗にバストをカップ内におさめても、仕事場や学校にいる間にブラがずれてきてしまう、という方も多いのではないでしょうか?
この現象が起こる場合、ブラ選びが間違っている可能性が高いんです。
この写真は、典型的な離れ乳の方が、間違ったブラ選びをしてしまっている場合の写真です。
このブラをみてわかるように、前中心の部分が広く、ワイヤーが浅いものだと離れ乳の場合はカップからバストが逃げやすいと言われています。
他にも、以下のようなことが分かると思います。
- ブラを付けていても、バストが左右に離れてしまっている。
- バストがあふれそうな部分がある。
- バージスラインがはっきりしていない。
- 向かって右の肩ストラップが長いのか、捻じれている。
これではバストをしっかりホールドすることが出来ませんよね。
このままの状態で生活をしていると、バストはどんどんと型崩れを進めてしまいます。
こういった事態は、離れ乳の人には実は起こりやすいとされているため、もう1度ブラ選びのポイントをチェックする必要があります。
昼用ブラの選び方のポイントをチェック!
昼用ブラの選び方のポイントは以下の4つ
- 前中心が狭く、両カップ間が狭いものを選ぶ
- カップの面積が最低でも3/4あるカップを選ぶ
- 中央に寄せて谷間が出来るような構造のものを選ぶ
- ワイヤーがバージスラインだけでなく、バストの横からL字に入っているものを選ぶ
このポイントに注意してブラを選ぶことで、バストがカップ内から逃げてブラがずれるのを防いでくれます。
また、ブラの着け方が正しくできていないことも、ブラがずれる要因の1つになります。
ブラのワイヤーは、きちんとバージスラインに沿っていることで、初めて本来の機能を発揮します。
そのため、正しいブラの着け方を心掛けてみましょう。
正しいブラの着け方は、改善方法③で説明していますので参考にしてみてください!
改善方法③自分のバストサイズを測って、把握する
離れ乳の原因としてクーパー靭帯の傷つきや伸びを挙げましたが、皆さん自分のバストサイズを把握していますか?
日頃から自分に合ったブラを着用していないと、クーパー靭帯を傷つけてしまう原因になります。
バストサイズは自分の気付かないうちに小さくなったり、大きくなったりしていることがあります。
そのため、しっかりと自分のバストサイズを把握しておくようにしましょう。
離れ乳のバストの測り方を知ろう!
離れ乳の方のバストの測り方は以下の通りです。
離れ乳のバストは、ブラを付けていない状態で測ろうとすると、実際のバストサイズよりも数値が小さく出てしまうなど、正しく測ることが出来ません。
そのため測る際は必ずブラを正しい着け方で着用した状態で測るようにしましょう。
- パッドを外した薄手のブラを正しい着け方に従って着用する
- 上半身がしっかりと写る鏡の正面に立つ
- そのままの状態で、メジャーを背中側から前に持ってくる。
このとき、メジャーは両方のバストトップを通るようにする。 - 体の向きを変えたりしながら、メジャーの歪みやねじれがないか確認する。
- メジャーを締めすぎない、緩すぎない力加減でサイズを測る
いかがですか?意外と簡単に測れちゃいますよね。
お店に行けば店員さんが測ってくれますが「度々測ってもらうのは恥ずかしい」という方でも、これなら自宅で簡単に測ることが出来ますよね。
また、離れ乳の改善方法で最も大切なナイトブラを選ぶときも、自分のバストサイズに合っているものを選びましょう。
「まぁ、たぶんMかなぁ」
そんな適当に決めてしまってサイズが合わないと、ナイトブラの本来もっている機能を十分発揮することができません。
サイズをしっかりと測ってから購入するようにしましょう。
離れ乳の測り方は?どうやってチェックするの?詳しく知りたい方はコチラ!
正しいブラの着け方を心掛けよう!
離れ乳を改善させるためにはブラの着け方もとっても重要になってきます。
みなさん、ブラは正しいつけ方を意識してつけていますか?
離れ乳のバストはブラから流れ出てしまうと説明しましたが、正しいブラのつけ方でつけると、バストがブラから流れることを防ぐことができます。
ブラの正しい着け方はコチラです。
- 肩ストラップを両肩に通し、体を前に倒した状態でバストをカップに合わせ、アンダーを留める
- そのままの体勢で片方ずつ脇から中央に向かってバストを引き寄せる。
このとき、カップがバストに食い込んでいないかを確認しながら、ストラップを調整する。 - 体を起こしてストラップを調整する。ストラップの長さは、指1本が入る長さにする。
- アンダーの位置を下げる。
このとき、アンダーベルトは肩甲骨の下くらいまで下げ、前が少し上に上がっているようにしておくと、綺麗なバストの位置で保つことが出来ます。
いかがでしたか?
毎日着けるブラだからこそ、着け方が適当になっていませんか?
これを機に、確認してみましょう!
改善方法④バストの土台の筋肉を鍛える
バストに大切な筋肉には、大胸筋と小胸筋の2種類あります。
大胸筋はバスト全体の土台となり、バストを支える役割があり、小胸筋はバストを内側に引っ張って中央に寄せる役割があります。
この2つの筋肉を重点的に筋トレなどで鍛えていくことで、綺麗なバストに整えることが出来ます。
バストの筋肉は日常生活ではなかなか使うことが出来ない筋肉なので、特別な動きの筋トレが必要です。
特に小胸筋は、バストを内側に寄せてあげる役割があるため、離れ乳の改善だけでなく、バストアップも図ることができます。
また、バスト周りの筋肉を鍛えることで、筋肉がしっかりとバストを支えてくれるようになります。
そうすると、クーパー靭帯の普段を大幅に減らすことに繋がり、結果としてクーパー靭帯を守り、丸みのある綺麗なバストラインを保つことが出来るのです。
「いきなり筋トレはきつい!」
という方は、ストレッチから始めてみられてもいいかもしれません。
離れ乳を改善する筋トレやストレッチが知りたい方はコチラ!
改善方法⑤正しい姿勢を意識する
離れ乳などの型崩れの原因には姿勢も関係しています。
姿勢が悪く、猫背になっているとバストの土台となる筋肉の衰えを助長してしまいますし、血行不良を招いて、バストのハリに大切な酸素や栄養が届かずバストを痩せさせてしまいます。
まずは鏡の前に横向きに立って、自分の姿勢を確認してみましょう。
確認すべきポイントを説明しておきますね。
- 顔が前に突き出ていないかどうか
- 肩が前に出ていないかどうか
- 背中が丸まってないかどうか
- 下腹が前に突き出ていないかどうか
- お尻が下向きになっていないかどうか
いかがでしょうか?
チェックポイントに1つでも当てはまる項目があれば、治すように意識をしましょう!
しかし、正しい姿勢を意識しすぎて体を反るようにしてしまうと、肋骨が開いてしまうためバストの型崩れを助長してしまいます。
そのため、反りすぎず、丸めすぎず、正しい姿勢を意識してみましょう。
改善方法⑥スポーツ中にはスポーツブラを使用する
普段趣味でスポーツをしている方や、日常生活で運動のためにジョギングなどを取り入れている方もおられると思います。
改善方法に1番大切なのは、ナイトブラを着用することと説明しましたが、スポーツ中にはスポーツブラを着用することも離れ乳を改善する上で大切になってきます。
スポーツ中にはバストが上下左右に激しく揺れますよね。
そうすると、その揺れにクーパー靭帯が耐え切れなくなり、傷ついて切れたり伸びてしまい、離れ乳を助長させてしまいます。
スポーツブラはスポーツ中のバストの揺れを想定した構造になっているため、バストの揺れを最小限に抑えてくれ、クーパー靭帯を守ってくれるのです。
改善方法⑦ホルモンバランスを整える
離れ乳を改善し、ハリのある綺麗なバストにするためには、女性ホルモンと成長ホルモンの分泌が必須になってきます。
ホルモンバランスを改善させるために必要なことは以下の3つ。
- 早寝早起きの習慣をつける
- 和食中心のバランスのとれた食事を心掛ける
- 過度な食事制限など、過度なダイエットは避ける
生活習慣を整えることで、女性ホルモンや成長ホルモンの分泌を促してくれ、ハリのある綺麗なバストラインをつくることが出来ます。
改善方法⑧美容整形手術をする
1度切れたクーパー靭帯は、もう2度と元には戻らないと説明しました。
このクーパー靭帯は、手術でも修復したり繋いだりすることは出来ません。
しかし、美容整形手術では離れ乳を改善させる方法があるようです。
美容整形の改善方法となると、費用もかかり体への負担もかかることからあまりおすすめは出来ませんが、一応見てみたい!という方は、記事にまとめているのでぜひ参考にされてみてください。
離れ乳は病院で治る?知りたい方はコチラ!
離れ乳はナイトブラで治る!?
皆さん1度は「離れ乳はナイトブラで治る」という話を聞いたことがあると思います。
本当なのかな?と思うかたも多いですよね。
実は、即効性はないですが、ナイトブラは離れ乳の矯正にもってこいなのです。
その理由はナイトブラの特徴にあります。
ナイトブラの特徴①胸を中心に寄せるような構造
画像引用元:Viageナイトブラ
バストが左右に離れている離れ乳には、左右のバストを中心に寄せるブラが適していると言われています。
ナイトブラは上や横、下などいろいろな方向からバストを中央に寄せるように設計されています。
また、前中心の幅が広くなっていることで、バストが上に流れ出ることがありません。
こうしてバストを中心に寄せて矯正した状態を毎晩続けることで、脂肪の形状記憶作用も相まって、きれいなバストラインを目指すことが出来ます。
ナイトブラの特徴②谷間補正効果あり!
画像引用元:Viageナイトブラ
ナイトブラには厚みのあるパッドが入っているため、バストを下から持ち上げてきれいなバージスラインを作る構造になっています。
離れ乳の方の多くは、バストが下垂し左右に離れやすい状態になっていることが多いため、ナイトブラを着用することで、しっかりと持ち上がったきれいなバストを作ることができます。
ナイトブラの特徴③ホールド力が高い
画像引用元:Viageナイトブラ
離れ乳はせっかくカップ内にバストをおさめるようにブラをつけても、次第にバストが流れ出てしまうことがあります。
ナイトブラは、カップ部分が広く、脇の部分も通常のブラに比べて高くなっていることで、バスト全体をしっかりとホールドし、寝ているときのバストの横流れや動きを最小限にして、バストの型崩れを防いでくれるのです。
ナイトブラの特徴④デコルテ部分をふっくらとさせることが出来る
画像引用元:Viageナイトブラ
ナイトブラは背中部分も広く、着圧設計がされているので、後ろ姿をスッキリとさせてくれます。
また、離れ乳のバストはデコルテ部分が盛りにくく、バストが物足りなく感じてしまいます。
ですが、ナイトブラは背中に逃げてしまうお肉をバストに誘導する構造になっているため、バストにお肉が持っていきやすく、デコルテ部分をふっくらとさせることが出来ます。
ナイトブラの特徴⑤自分に合ったサイズが選びやすい
画像引用元:Viageナイトブラ
バストは自分が思っているよりサイズが変動していることがあります。
ナイトブラには幅広いサイズ展開があり、また生地も伸縮性の高いものがほとんどになっています。
そのため、バストをきちんと測ればサイズで失敗をすることが少ないのです。
離れ乳におすすめのナイトブラが知りたい!そういった方はコチラ!
寝ている時に昼用のワイヤー入りブラはNG?
「寝ている時は昼用ブラじゃだめなの?」
寝ている時に昼用ブラをつけている方も多いと思います。
しかし、昼用のワイヤー入りブラは就寝時の体勢やバストの横流れなどを想定して作られていません。
そのため、ナイトブラと昼用ブラでは構造がまったく違う作りになっていますので、昼用ブラでは寝ている時のバストを守ることは出来ません。
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
寝ている時に昼用ブラではだめな理由が詳しく知りたい方はこちら!
離れ乳は水をたくさん飲むと治るの?
みなさんは「離れ乳は水分をとると治る」という話を聞いたことはありませんか?
本当に離れ乳は水分をとると改善するのでしょうか?
ずばり、水分を多めにとっただけでは離れ乳の改善にはなりません!
ですが、まったく関係がないとも言えません!
「どういうこと?」
そう思いますよね。詳しく説明していきます。
まず、水をたくさん飲むと美容にいいという話は聞いたことがあると思います。
私たちの体の60%は水分で、体の水分が足りなくなると同時に、肌の水分も足りなくなり枯渇していきます。
そこで水をたくさんとると、体や肌の内側から潤うようになるため、肌がきれいになると言われています。
これはバストを覆っている皮膚も同じこと。
水分をたくさんとることで、バストの皮膚にもハリがでやすくなります。
また、水分を多くとることで血流が改善し、体質改善を図ることが出来るので、血行が良くなりバストに必要な酸素や栄養が行き届きやすくなります。
そのため、水を飲むためだけでは離れ乳の改善にはなりませんが、まったく関係がないとは言い切れないのです。
まとめ
いかがでしたか?
コンプレックスになる離れ乳、絶対に改善したいですよね。
自宅でも改善できる方法はたくさんありますので、ぜひともチャレンジしてみてください。
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